VirtualBox での漢字キーのリピート不具合への対処 – Ubuntu –


VirtualBox ゲストの Ubuntu において漢字キーがオートリピートしてしまう不具合の対処法を、以前記事にしました。実は、私は Xubuntu を常用していて、標準的な設定方法は Ubuntu でも Xubuntu でも同じと思って記事を書いたのですが、その後、Ubuntu をインストールしたところ該当する設定項目が見当たらないことに気づきました。そこで、改めて Ubuntu での対処方法について記述します。

Ubuntu においては、セッション開始時のアプリケーション設定はターミナルにて以下のコマンドを実行します。

すると以下のように「自動起動するアプリケーションの設定」画面が開きますので、「追加」ボタンを押し、“xset -r 49″を設定します。
ubuntu-set
ubuntu

以上で、ログイン後に上記コマンドが実行され、漢字キーリピート不具合が Ubuntu でも解消されます。

今回は追加記事として書きました。もう少し詳細に知りたい方は、以前の記事も参照してください。

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VirtualBox での漢字キーリピート不具合の対処 | DeVlog – 銀の翼で翔べ –

VirtualBox の仮想マシンに仮想ハードドライブを追加する


VirtualBox で仮想マシンを作成してしばらく使用した後に、ストレージを追加したくなることがあると思います。このような時は、仮想ハードドライブを新たに作成して追加することができます。ここでは、ホスト Windows7、ゲスト Ubuntu/Xubuntu12.10 の環境で、新たに仮想ハードドライブを作成してゲスト OS にマウントする方法について述べます。
大まかな手順は以下の通りです。

  1. 仮想ドライブの作成
  2. パーティションの設定
  3. マウントの設定

仮想ハードドライブを作成する

まず、ホスト OS (Windows) 上で VirtualBox を起動し、仮想マシンの設定 > ストレージ にて、コントローラー:SATA に新しい仮想ドライブを作成します。
01.add
02.new-disk
この後、追加するドライブのタイプや、容量等、仮想マシンを作成する時の要領で指定してください。
06.vhdadded

仮想ハードドライブのパーティション設定

次に、ゲスト OS (Linux) 上で、今追加したハードドライブのパーティションを設定します。パーティションの設定は GUI の方が分かりやすいと思います。ここでは、GParted というソフトウェアを使います。

  1. ソフトウェアセンターにて「パーティション」で検索すると、GParted が見つかるのでインストールします。
    100.software-center
  2. GParted を起動し、右上のデバイスから、追加したドライブを選択します。新規に仮想ドライブを作成したので、パーティションは「未割り当て」になっています。間違えて既存のドライブを選択しないようにしてください。
    102.gparted2
  3. 「デバイス」メニューから「パーティションテーブルの作成」を選択します。
    103.make-table
    今選択しているデバイスに間違いがないことを確認して「適用」します。
    104.make-table2
  4. パーティションを作成します。「未割り当て」となっている行を選択して右クリックし、「新規」を選びます。
    105.new-partition
    サイズやファイルシステムを選択します。ここでは、ext4 で全ての領域を割り当てました。小さな容量を指定して複数のパーティションを割り当てることもできます。
    106.new-partition2
  5. フォーマットします。
    107.format
  6. 最後に、以上の設定を「適用」するためにチェックマークをクリックします。これをしないと、作業が確定しません。
    108.apply
    さらに注意を促されますので、よく確認して「適用」します。
    109.apply2

ドライブのマウントと所有者変更

ここまでのところでデスクトップにドライブのアイコンができていると思いますので、これをクリックすれば自動的にマウントされます。ただし、起動時にマウントさせたい場合は、/etc/fstab に設定を記入します。また、このままでは所有者がルートになっているので変更する必要があります。

  1. まずデバイスを確認します。ドライブのラベルまたは、UUID を確認します。
  2. 適当なエディタで /etc/fstab を開いて編集します。このファイルを編集するにはルート権限が必要です。
    上記 /dev/sdb1 を /home/hoge/new_d にマウントする場合、以下のような定義になると思います。
    パラメータの意味は man fstab で確認してください。
  3. 一旦ログアウトして再度ログインすると、/home/hoge/new_d がマウントされているはずです。ただし、所有者が root.root になっているので、アクセスできるように変更しましょう。hoge.hoge に変えるには

以上で追加したドライブが利用できるようになりました。

VirtualBox の共有フォルダ上で、 Python パッケージ作成に失敗する


共有フォルダ上で Python のパッケージが作成できない

ホスト:Windows7, ゲスト:Ubuntu という VirtualBox の環境で、共有フォルダ上に Python プロジェクトを作成しました。このフォルダにて、配布パッケージを作成しようとしましたが、以下のようにエラーが発生してしまいました。

Windows/Linux の共有フォルダ上ではハードリンクは不可

メッセージから、ハードリンク作成ができないことによるエラーと類推できます。Windows にはハードリンクという概念はありませんから、共有フォルダ上にハードリンクを作成するのは無理がある気がします。念の為調べてみると、unix – python setup.py sdist error: Operation not permitted – Stack Overflow にて、そのものずばりの Q&A がありました。やはり、ハードリンクできないことが原因でした。

リンクをたどってみると、#10085 (making a symlink fails on a shared folder with EROFS) – Oracle VM VirtualBox で、共有フォルダ上のハードリンクについてのやり取りが書かれています。

ざっと読んだところでは、VirtualBox の以前のバージョンでは可能でしたが、最近のバージョンでは不可となっているようです。以前にできていたのがそもそも間違いだという解釈のようで、今後もできるようにはならないものと思われます。 OS の仕様が違うのですから、できる方がおかしいですね。確かに。

パッケージ作成は、通常のフォルダ上で

Python のパッケージ作成に話を戻すと、これについては、(共有フォルダでない)別のフォルダにコピーして実行したところ、問題なくパッケージを作成することができました。

[参考にしたサイト]